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私たちの街にも戦争があった 神戸平和マップ

活動報告report

神戸空襲戦跡ボランティアガイド養成講座第1回開催

活動報告写真

 9月10日、初めてのガイド養成講座を開きました。空襲体験者の減少、78年前に戦争が神戸の地にあったことが忘れ去られる不安もあり、歴史に学び現地に立って語り伝えるガイドを一人でも増やしたいと企画しました。やってみたいと思われる方、酒蔵ガイドや湊川隧道ガイドをやり、戦争遺跡にも興味を持ったという方、歴史が好きな方、朝鮮人と戦争について関心がある方、子どもたちにどう伝えるといいのかを考えている先生方、様々な思いで、参加してくださいました。
 1回目は兵庫区で、空襲体験記を読み、兵庫区南部の空襲のあとの紹介ビデオを見ました。兵庫区平和マップをみて、自分ならどの場所で何を紹介したいか考えあいました。体験談に基づきそこで何があったのか紹介したい、そのためにも空襲や焼夷弾、兵庫運河や大輪田橋、当時の兵庫区の状況などももっと知りたいとお互いに話し合い、あっという間に2時間が過ぎました。また、希望者は現地で早速やってみようとなりました。
 2回目は11月12日、中央区の空襲について実施します。参加費は500円です。問合せ・申込みは、神戸学生青年センター(FAX078−891−3019)まで。


兵庫区南部を歩きました

 9月18日(月)兵庫区南部を希望者で4人で歩きました。大輪田橋でなぜ500人も亡くなったのか、火災旋風や空襲の最中に警防団が「逃げるな 火を消せ」と叫んでいたこと、 逃げ遅れた人たちが、あの広い道路なら大丈夫、兵庫運河の水があるから大丈夫と集中したこと、下の暗渠に何十人も入って亡くなったことなど話し合いました。また、三石神社では、マップ片手に回ってきて尋ねる子どもたちのために、と立派な説明のある立札がたてられていました。(画像をクリックすると拡大します)



神戸平和マップをつくる会

〒657-0051
神戸市灘区八幡町4-9-22
 神戸学生青年センター気付

TEL 078-891-3018
メール mail@kmap.sakura.ne.jp