中央区

海岸ビル 大阪商船三井ビル
場所 海岸通3 地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」

 1945年6月以降は制空権の無くなった神戸にアメリカ軍戦闘機が多く飛来し、機銃掃射攻撃が激しくなりました。おそらくアメリカ海軍の空母艦載機、あるいは硫黄島から飛来したP51戦闘機による機銃掃射だと言われています。海岸ビルや向かいの商船ビルにも弾痕があります。また、この近辺のビル、海岸ビルヂング(旧日濠会館)、市立博物館にもよく見ると弾痕跡が残っています。
 海岸ビルヂングは、1911年兼松商事本店として建築されました。旧日濠館。壮麗な建築物だったのですが、空襲で正面に載せられていたペディメントが破壊されました。国の登録有形文化財に登録されています。
海岸ビル
大阪商船三井ビル
神戸市立博物館
ビルに残る弾痕
海岸ビルヂング
海岸ビルヂングのプレート