中央区

16 賀川記念館
場所 吾妻通5-2-20 阪神春日野道駅

 キリスト教伝道者社会運動家の賀川豊彦を記念して造られました。賀川豊彦は1909年生田川周辺の地域に住み込んで、地域の人々と共にセツルメント活動を始めました。この地域は当時新川スラムと言われ、差別や貧困に苦しむ人々が多く住んでいました。1918年の米騒動のあと、自伝的小説「死線を超えて」(1920年出版)1921年川崎、三菱の労働争議や日本農民運動に指導的活動をしました。また生活協同組合の基礎神戸消費者組合などにも争議に参加した労働者と共につくり出しました。
 記念館には賀川豊彦の活動の歴史や国際平和への取り組みなど紹介されています。ここも空襲にあい、戦後再建されました。
賀川記念館