19 | 薬仙寺 |
場所 | 今出在家町4-1-14 |
3月17日の空襲で本堂は全焼しました。町内の犠牲者も多く遺体が山積みされていたといわれます。お寺横に大きな防空壕があり、お寺の防空壕もあったそうです。夜中の空襲に、父親が防空壕は危険だから出てくるように声をかけ、お寺の二人の姉妹が出る時に、焼夷弾が落ち、13歳の姉は行方不明に、9歳の妹は右手を失いました。(「絵本 さなえさんのて―神戸空襲とわたしの人生」) 薬仙寺では毎年3月17日神戸空襲犠牲者合同慰霊祭が行われます。境内には、神戸空襲犠牲者慰霊碑、福原地区空襲被災者供養塔、大輪田橋戦災震災のモニュメントがあります。 向いの御崎八幡神社は、3月17日の空襲の際、御崎本町、大輪田橋の犠牲者の遺体が集められました。警察官だった父親の遺体を発見したという証言もあります。 |
薬仙寺入口 |
薬仙寺本堂 |
神戸空襲犠牲者慰霊碑 |
戦没者慰霊碑 |
向いの御崎八幡神社 |
戦前からの標柱 |